日鉄興和不動産の「シェアコム」というツールとは?
マンションの暮らしに付加価値を付けるべく、常に新しい試みにチャレンジをしている日鉄興和不動産が分譲マンションの住民間のシェアリングエコノミーツール 「シェアコム」を開発したと発表しました。
日鉄興和不動産が運営するシングルライフのための暮らし·住まいの研究所「+ONE LIFE LAB」とカスタメディアが共同開発したもので、住民間のモノの貸し借りや売り買いのみならず、スキルのシェアリングを実現するとのこと。
12月に販売を開始する予定の「リビオレゾン松戸ステーションプレミア」(千葉県松戸市 総戸数112戸、 22年2月竣工予定)で初導入するそうです。
この発表を聞いて、相変わらず日鉄興和不動産のチャレンジングスピリットに敬意を表すると同時に、シングルライフの人は、マンション住民間でモノの貸し借りや売買をしたいのか?と不思議に思いました。
日鉄興和不動産は、以前このサイトでも紹介をしたように、地域コミュニティとマンションのリンクを作り上げるといった取り組みもしているので、このシェアリングツールが、住民間の交流ツールのひとつに使われることを期待しているのだと思います。
例えば、ある住民が8K テレビを購入したので、 今持っている4K のテレビは不要になったとします。
そこで下取りに出したり、廃品業者に引き取ってもらう前に、マンションの他の住民に「どなたか欲しい人はいませんか?」と一声かけることで、無駄をなくし、住民同士の交流のきっかけにもなると考えてのツール開発だと思います。
理念としては素晴らしいと思いますし、確かに住民の交流があるマンションの方が物件としての価値は高く維持されるのだろうと思います。
しかし、私がシングルだったとして、 このツールを活用するかというと「たぶん使わない」と思います。
というのも、シングル時代を思い返しても、 他の住民と交流したいと思ったことなど一度もないし、むしろ「他の住民のことなど知りたくないし、関わってきてほしくない」と考えていたからです。
マンションにいる超おせっかいな人とか話すのも面倒だし。
一方で、私のような考え方とは全く異なる方がいるのも知っています。
というのも以前、私が(賃貸) マンション探しを手伝った方が、とある物件をとても気に入ったのですが、その物件を気に入った理由が、マンションの中央に大きな住民交流ラウンジがあり、住民の方々は時間が空くとそこに集まって持ち寄った飲み物や食べ物をシェアしながら交流をするからというものでした。
個人的には「学生寮か?」と思いましたが、 確かにファミリーではなく、 シングルの方だとこのような交流は楽しいのだろうなと思いました。
私など「何かをきっかけに関係がこじれたら、マンション内で気ま
ということで、当時このようなツールがあっても私は使わなかった
それにしても日鉄興和不動産の企画力と実行力 本当にすごいなと感心します!
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