六本木ヒルズに並ぶ55階建てのタワーマンションができます – 西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業

Roppongi
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そう言えば、2年ぐらい前に用地買収をしているという話を聞きました。

先日、野村不動産とKENコーポレーションが六本木のグランドハイアット東京や六本木ヒルズの隣に55階建てのタワーマンションを作ると発表をしました。低層階には商業施設や宿泊施設、7階~47階に住宅、48階~55階に外資系ホテルを誘致するとのことです。

この発表を見て思い出したのは、2年ぐらい前にグランドハイアット東京の西側のエリア(今思えば、ちょうどこの物件の建設予定地)にある、かなり古い家(廃墟ですか!?と思うほどの一軒家)に住んでいる知人が、「こないだ、この付近にビルを建てるから土地を売って欲しいって打診があったんだよ」と言っていたことです。

その時、知人はもはや廃墟と言えるほど古くなってしまった家を売って、住み慣れた六本木付近の中古マンションに引っ越しをしようと考えていたので、二つ返事でOKをしたそうですが、まさかそのエリアに55階建てのタワーマンション&ホテルが作られることになるとは思ってもみなかったそうです。

ちなみに、ビル完成後に事業協力者住戸を得るという選択肢もあったらしいのですが、ビルができるまでの間の住まいに困るのと、完成後に入居しても修管理費や駐車場代の負担が大きすぎると考え、辞退させてもらったそうです。

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眺望ならば六本木ヒルズ・レジデンスより良いのではないか?

六本木ヒルズレジデンスは、欅坂の裾野や中腹にあるのですが、こちらは完全に坂の上となります。従って、見晴らしはこちらの方が良いのではないかと思われますが、方角によっては六本木ヒルズを正面にみることになるので、東向きは少しビューが遮られるかもしれません。

物件概要

計画名:西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業
用途:ホテル、住宅、店舗、事務所、子育て支援施設
総戸数:約500戸(地権者住戸含む)
階数:地上55階、地下3階
高さ:約200m
構造:鉄筋コンクリート造
敷地面積:約10,250m
建築面積:約3,800m
延床面積:約96,000m
事業者:西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合
参加組合員:野村不動産&ケン・コーポレーション
事業協力者:竹中工務店
工期:2022年9月着工

2026年6月竣工予定

ショッピングには最適ですが・・・利便性はそこまで高くありません。

六本木駅は日比谷線と、大江戸線が通っていますが、六本木ヒルズ側の六本木駅の出口は日比谷線の改札に近く、大江戸線に乗るには、そこから5分程度歩くので、実質的には最寄り駅は「日比谷線」の六本木駅「一択」となります。

この物件の1階にスーパーがテナントとして入ってくれれば良いのですが、そうでなければ、徒歩7分~10分ぐらい歩いて、成城石井六本木ヒルズ店、明治屋六本木ストアー、リンコス六本木ヒルズ店まで行く必要があります。お隣の施設である六本木ヒルズの中に2店舗もあるのなら十分ではないかと思うかみ知れませんが、六本木ヒルズは広いうえに、アップダウンが激しいので、「なんか遠くない?」と思うかもしれません。

また、子供の習い事のお教室や学習塾などは周辺には少ないので、幼いうちは送り迎えが必要になるかもしれません。一方、六本木は都内有数の繁華街ですが、盛り場は物件からは距離があるので、あまり心配はないと思います。

値段は・・・まぁ、高いですよね。

階数などにもよりますが、1坪あたり1,000万円ぐらいはすると思いますので、70㎡で2億円近く、100㎡なら3億円ぐらいはするかもしれません。

今後少しずつ全容が見えてくると思いますので、分かり次第触れていきたいと思います。

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