高台に鎮座する低層住宅・・・でかした野村不動産!- プラウド元代々木町

プラウド
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プラウド元代々木町 -勝手に評価 88点

評価項目10段階評価加重評価(100点満点)
立地930%27
生活利便性730%21
築年数1015%15
建物の特性1015%15
独断による調整1010%10
評価88.0
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外観から染み出る高級感が他との違いを示しています。

そもそも、小田急線は山間の谷底を走っている箇所が多い路線なのですが、代々木上原駅、代々木八幡駅も渋谷区の洪水ザードマップなどで「リスク有」 とされる立地です。こうなると、付近の高級住宅は必然的に丘に上がることになります。

そして、このブラウド元代々木町も同様に丘の上に鎮座する物件となりますので、駅近物件というわけにはいかず、 代々木上原、代々木八幡&代々木公園駅から徒歩で 8 分~9分と言った立地となります。

決して、駅近物件とは言えないプラウド元代々木町ですが、このマンションの完成イメージ画像を見れば、一目でこの物件が「スペシャル」な方を顧客層として想定している物件であることがわかると思います。こうなると、車中心の生活をなさっている方が多いと思われますので、駅からの距離はあまり関係ないのかもしれません。

一目で「スペシャル」 とわかる物件であると述べましたが、壁面の素材、窓ガラスのデザインとしての使い方、道路沿いからの目隠し及び物件の外観と調和した植我の配置など、どれをとっても見事なデザインとなっております。

何といっても最上階のスペシャルな住戸が特徴的

住戸は2LDK~3LDK で 62.78㎡~138.54 mの広さとなります。

全住戸ともに南東向きとなっているため、日差しも十分に期待できるのではないでしょうか。詳細は開示されておりませんが、野村不動産のハイスペック物件となりますので、内装や設備については十分に良いものが準備されることになると思います。

そんな中でも、やはりこのマンションで最も特徴的なのは、最上階の5部屋になるのかと思います。それぞれの住戸にルーフトップバルコニー、ルーフバルコニー、バティオのいずれかが設置されております。ルーフトップバルコニーとは簡単に言うと「屋上」となり、ルーフバルコニーは広いバルコニー、そしてバティオは吹き抜けの空間となります。

ルーフトップバルコニーやルーフバルコニーがあると、戸建てのように空と周辺の景色を楽しむことができ、植物なども日光を十分に浴びることができます。また、バティオは外の景色はありませんが、パティオがあることによって、本来は壁があるだけの面から明かりを取り入れることができます。

充分な広さを確保した上で、さらにゆとりの空間が設置されているこの住戸が高額物件になることは想像に難くないと思いますが、さらにこの立地であることを考えると、最上階の5部屋は特に高額な物件になると思います。

ちなみに、私の過去の経験から言うと、ルーフバルコニーは「 特別感」があり嬉しいのですが、南向きや西向きのルーフバルコニーだと夏はとにかく「暑い」 です。これは広いバルコニーに照り付ける太陽光が反射して部屋に入ってくることに起因しているのですが、カーテンを閉めてしまうとせっかくのルーフバルコニーがもったいないと思い、カーテンは開けっ放しでガンガンクーラーをつけるという状況に陥っていました。従って、ルーフバルコニーにはデメリットがあることも理解する必要があると思います。

また、物件にもよると思いますが、ルーフトップバルコニーに照り付ける太陽光がそのまま下の住戸にまで熱を伝えてしまうこともあるそうなので、購入前に熱処理の方法などをきちんと確認した方が良いと思います。

広くて特別な住戸がある物件にチャレンジした野村不動産は本当に偉い!

このサイトでもたびたび触れておりますが、昨今は70㎡クラスの2LDK~3LDK の住戸が多く供給されており、100㎡を超える住戸があるマンションというのがかなり減ってきております。それにもかかわらず、広い住戸を準備するだけにとどまらず、さらにゆとりの空間を設けた住戸を手掛けた野村不動産は称賛に値すると思います。マンションファンとしては、このような特徴のあるマンションを多く作り続けてほしいと思います。

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