働き方やオフィスの在り方が変わる流れは止まらない。
私は徒歩でオフィスに通勤をしているのですが、 同僚の7割ぐらいは未だに在宅動務をしております。在宅勤務自体が定着してきているので、 コロナが終息した後でも職務内容によっては週の3日~4日は在宅勤務となり、 常にオフィスで勤務する人はコロナ前の6割~7割になるのではないでしょうか。
もっとも、会社によっては既に全員がオフィス勤務体制に戻っているようなので、在宅勤務の採用は、会社及び職務内容によってまちまちのようです。しかしながら、今回の外出自粛により、働き方やオフィスの在り方が見直されているのは事実だと思います。
例えば、 私の知人が勤める会社では、 オフィスにいないと仕事にならない職種以外は、個人用のデスクは準備せず、出社した際には共有デスクで空いている席を使うという方針に変えたそうです。こうすることで、 必要なオフィススペースを減らし、 オフィスの賃料を減らすことができるので、 このモデルは今後ますます増えていくのではないかと思います。
このような流れは、自宅で仕事をする人が増えることを意味すると思いますが、在宅動務の方が快適に仕事をできるように、事務家具を扱う会社も新しい商品をどんどん開発しております。
やはり、 在宅勤務の最大の問題は「音」にあります。
在宅勤務をしている方に在宅勤務で一番困っていることは何かと聞くと「家の生活音が電話会議に入ってしまうこと」 や「話している内容が家族に聞こえてしまうこと」 と言った「音」にまつわるものが多いようです。
実際、 電話会議をしていると、ご家族が掃除機をかけている音と発言者の声が被ってしまい、話が聞こえないということもあります。
このような状況を避けるための商品として 「段ボッチ」 という段ボールでできた設置型の個室を、このサイトでも紹介しましたが、「オフィススペック」の製品がコクヨさんから発表されました。
こちらの商品は基本的にはオフィス向けとなっているようですが、 家庭に設置することができるものだと思いますので、 自宅にあれば在宅勤務が格段に快適なものになると思います。
コクヨさんのホームページから商品紹介文を引用すると下記のようになります。
コクヨ株式会社 (本社: 大阪市/社長:黒田 英邦)は、 開放的なオフィス内に Web 会議や集中作業に適し、換気に配慮したクローズド環境を構築できる「WORK POD (ワークボッドリ」を、7月初旬から発売します。
今回発売する「WORK POD」は、働き方や気分に合わせてオフィス内で手軽に1人用のワークスペースを確保できる製品です。ウイルス感染拡大防止対策としてリモートワークによる在宅勤務者や取引先との Web 会議が増えている中で、 周囲への音漏れを気にせずに集中できる空間を実現します。
バリエーションは1人用のみで、 「熱感知式消火器付き」と「天井オープン」の2種類があり、それぞれに、電話やメールチェック等の軽作業に適したスタンディング仕様と、WEB会議や資料作成等の集中作業に適したソファー仕様を用意しました。
「熱感知式消火器付き」は、 クローズド環境でありながらも空気の循環に配慮しており、約30 秒間毎に室内の空気を入れ替える自動換気機能を備えています。複数台並べても美しく納まるフレームデザインと、空間の雰囲気に合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも特長です。オフィスの中に設置するだけで、働き方に合わせたモードチェンジが可能です。
カラーバリエーションもかなり多いので、 部屋の雰囲気に合わせたインテリアとしても使えると思います。価格が公表されていないのでお手軽かどうかはわかりませんが、少なくとも自宅の部屋に防音設備を設置するのに比べたら安く済むと思います。
今後、在宅勤務が日常の勤務方法になるという方には、かなりお勧動めの商品になるのではないでしょうか。」
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