東急不動産とコクヨが在宅インテリアでコラボ
コロナの影響による在宅勤務の流れから、多くのデベロッパーがインテリアに工夫を凝らして自宅でいかに快適に仕事ができる環境を準備できるかを競っております。
このサイトでも、在宅ワークに快適なインテリアをいくつか紹介しております(段ボッチ、WORK POD、箱の間)が、今回は東急不動産がコクヨと連携し在宅ワークに対応したインテリア・オプションを開発したという話です。
東急不動産によると・・・
東急不動産(株)は15日、コクヨ(株)と連携し、同社の分譲マンションシリーズ「BRANZ(ブランズ)」を主な対象に、在宅ワークに対応したインテリアオプションの開発を行なうと発表した。
コロナ禍を契機として在宅ワークの動きが広がったが、環境整備が追い付かず、不満の声も挙がっている。そこで、ワークスタイルについて豊富な知見を持つコクヨと共に、顧客のニーズに応える新たなインテリアプランを企画。収納や家具の一部にワークスペースを組み込み、住戸内の建具やフローリングカラーを統一感を持たせ、デザイン性の高い空間を創出するようなプランを開発していく予定。設置に当たっては、(株)東急Re・デザインが居住前に工事・搬入を行なう。
「ブランズシティ世田谷中町」(東京都世田谷区、総戸数252戸)、「ブランズ浦和別所沼公園」(さいたま市南区、総戸数74戸)のモデルルームへの導入を予定。導入および公開時期は未定。
みんな「秘密基地好き」なのではないだろうか。
このページの上部にデザインが出ておりますが、家具の中にデスクやベットを埋め込み、その中で仕事ができるようになっているインテリアとなります。
ここで思うこと。。。「秘密基地っぽい!」というものです。
小さい頃に、家の押し入れや納戸にお気に入りのオモチャと懐中電灯を持ち込んで秘密基地を作って自分の空間を満喫した方も多いと思います。このインテリアのデザインを見ると「なんか不思議なタッチの絵だなぁ~」という思いと共に、自分がこのような空間が得られたことを想像すると自然とワクワクした気持ちになってしまいます。
冷静に考えると、別にデスクやベットが家具と一体化していたとしても、正直なところあまり実質的なメリットはないように思います。
だって・・・収納の隣に普通にデスクを置いたり、ベットを置いたりする方が空間的に余裕が持てそうじゃないですか?
しかし、東急不動産の社内で多くのインテリアのスペシャリストが話し合いを行い、偉い人が「よし、それで行こう!」と「GOサイン」を出したのは、やはりデザイナーや企画部門の人々の中に眠る「秘密基地への憧れ」に起因しているのではないかと思います。
もちろん、秘密基地への憧れという理由は大人の世界では採用されにくいので、在宅ワーク向けのインテリア・オプションということになっておりますが、実際は「憧れベース」で話が進んだのではないかと思います。
奥様や旦那様に「秘密基地がほしい!」と言い出しにくい方、是非「在宅ワーク対応インテリア」という名目で基地をゲットしてはいかがでしょうか。
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