コロナがもたらす働き方改革が、住む場所の選択肢を広げている!

住むところの選択肢
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ずっと言われてきた働き方改革・・・コロナが後押しをすることに

これまでずっと言われてきた働き方改革

時差出勤、フレックスタイム制、在宅勤務(テレワーク)、定年退職年齢の引き上げなどの取り組みが政府主導でゆっくりと進められてきました。

なぜ「ゆっくりと」だったのかと言うと、社内制度の変更に手間がかかるという要素もありますが、何よりも「未知の働き方に対する心理的な抵抗感」が大きかったと思います。

満員電車で1時間ぐらいかけて通勤し、たくさんの会議をこなし、残業をものともせず、付き合いの飲み会も皆勤賞で当然、という生活が習慣になってしまっている中高年(私もですが・・・)にしてみれば、働き方改革、特に在宅勤務(テレワーク)は、ここに挙げた習慣を根本から覆す不安材料でしかないのです。

その為、「部下の管理が難しくなる」とか「直接会わないと伝わらないこともある」とか「飲み会は最も効果的なコミュニケーションツールだ」などと、色々な理由を付けて働き方改革に抵抗を示してきました。

しかし、今回の新型コロナウィルスの流行に伴う「在宅勤務」の流れは、会社の経営陣・管理職の立場の人が好むと好まざるとに関わらず、強烈に働き方改革を後押しする出来事であると言えます。

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実際、在宅勤務(テレワーク)に対する認識は大きく変わっていると思う

私の会社の同僚や元同僚の中には、今回の新型コロナウィルスが流行するずっと前から、軽井沢、宇都宮、熱海から新幹線通勤をしている人達がいます。彼らはそれぞれ趣味が、スキー、ゴルフ、温泉で、趣味が手軽に楽しめるという理由で住むところを選んでいます。

これまで、そんな彼らに対して「新幹線とは言え、毎日長距離を通勤してくるのは大変だろうなぁ」という意見が聞かれましたし、人によっては「新幹線の時間があるから帰るのが早くて付き合いが悪い!」などという声が聞こえてくることもありました。

しかし、現状のように多くの人が在宅勤務をする環境になると、最初は変化に抵抗を示していた人を含めて、認識が変わってきているように思います。

「通勤がないのがこんなに楽だとは思わなかった」

「もう、満員電車での通勤生活に戻れない」

「嫌いな飲み会に参加しなくていいのでストレス・フリー」

「お客さんとのコミュニケーションも電話やZOOMでできるので、全く支障がない」

「直接会わなくても、部下が何をしているのかは、意外と把握できるものだ」

などです。

ちなみに、在宅勤務に人が慣れてくると「オフィスって今の広さ必要?」という議論になると思います。

最近、一部企業が、シェア・デスク制を導入して、必要な時に必要な人がオフィスに来て、共有デスクを使うという流れがありますが、今回の在宅勤務の状況から社員全員分のデスクが必要では無いことに気づいた企業幹部は、借りているオフィスの半分ぐらいを返すということも検討するのではないかと思います。

この状況は、ビルオーナーにとってはまさに戦々恐々ですね。


在宅勤務が勤務形態となると、住む場所の選択肢もぐっと広がります。

在宅勤務と言う選択肢が普通になると、住みたい場所に住める可能性が広がります。

私の同僚が実際に住んでいる、軽井沢、宇都宮、熱海などに限らず、毎日東京まで通勤をするとなると、さすがに遠いと思われる場所でも、在宅勤務が勤務形態の一つに加わることで、住む場所の選択肢はかなり広がると思います。職種にもよりますが、例えば北海道や沖縄といった場所に住み、月に2~3回飛行機で本社に顔を出すといったことも本当に可能だと思います。その一方で、やはり都心が好きと言う方は都心に住みながら、在宅勤務をすればいいのです。

ちなみに、今回の新型コロナウィルス感染拡大防止による在宅勤務の普及に伴って、私の周りにも実際に都心からの引越しを検討している人が2名おります。

一人は実家に近い小田原に住みたいと考えており、もう一人は初めて訪れて以来ずっと気になっていた郡山に住みたいと考えております。

小田原と郡山、売り出されている新築マンションがどれくらいの価格なのかを見てみると。。。

小田原:コンフィール小田原栄町:小田原駅から徒歩7分、80㎡で5,300万円

郡山: サーパス清水台グランフォート:郡山駅から徒歩7分、78㎡で3,600万円

となっております。

普段このサイトで紹介をしている物件よりも50%~70%ぐらい安い価格となります。

もちろん、それぞれの土地には超ハイスペックな物件や立派な戸建てがあったりするので、上記の2つはあくまでもサンプルなのですが、それでも住みたいところに住めて、しかもコストが安いとなれば願ったり叶ったりだと思います。

新型コロナウィルスがもたらした在宅勤務の流れは、これまでの生活様式を変える大きな分岐点になるのではないでしょうか。

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