現地に行かないと分からないこと・・・臭い!素晴らしい物件だけにがっかり。

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立地・リフォーム状況・広さが完璧

週末に久しぶりに中古物件を見に行きました。
立地、間取り、広さ、設備、眺望、リノベーション済み、価格と全てが理想的で、こちらの期待に沿ったかなりナイスな物件でした。

地下鉄の最寄り駅から、徒歩2分のマンションはビジネス街の一角にあることから、食べるとこ都心のどこへ行くにもアクセス抜群となれば、きっと私じゃなくても期待に胸が躍ることと思います。

担当の方と待ち合わせをして物件の中に入ったのですが、80年代初期に作られた物件なので、それなりにデザイン的な古さはあるものの、周辺のマンションと比べても遜色のない管理がされているという感じで悪くありません。

エレベーターで部屋のあるフロアに上がり、いよいよ玄関ドアをオープン。かなりキレイに施されたリノベーションのおかげもあって、まさにピッカピカ。 「おお、これは期待が持てる!」と掴みはものすごく好印象でした。

最初にリビングに通されると、広々としたリビング。そして迎えいれてくれるのは南からのやわらかな日差し。バルコニーに出ると、ビル街ながら空が広く見渡せて、とても気持ちがいい。こんなリビングで猫のように日向ぼっこがしたいと心から思いました。

リビング付近の部屋にしても、広さと収納などの機能性を兼ね備えており言うこと無し、お風呂も機能的に改修され、脱衣所の広さも十分、ミストサウナなどの機能もついておりました。

さらに、さらに、リビングと廊下で繋がる反対側には、さらに部屋が2つ。お客さんが来てもとまれるお部屋と主寝室用の広めのお部屋。どちらもキレイにリフォームされており、眺望も十分でした。

本当に素晴らしくて「ここにします!」というのも時間の問題だと思っていました。

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何かが引っかかる・・・というか臭い。


しかーし、しばらく部屋にいると、なんか不思議な気持ちになってきました。いや・・・これは「気持ち」ではなく、なんか五感に訴えかけるようなものが・・・。

「なんか・・・臭くない!?」

そうなのです。部屋に入って当初は気づかなかったのですが、しばらく部屋にいるとなんだか、鼻の奥に残るような臭いがするのです。

気になって窓を開けてみると、「ものすごい(古い)調理用油の臭い」。 こ、これはいったい?と思ってあたりを見回すと、ちょうど目の前に換気ダクトのようなものがあり、そこから煙が排出されているのです。

業者さんに「あれは?」と聞くと、バツが悪そうに「1Fのレストランの換気ダクトですね」とのこと。そう言いながら、そそくさと窓を閉めにかかる業者さん。 なるほど、これがこの物件が価格的にリーズナブルな理由だったのですね。。。 たかが臭い、されど臭い。主寝室でこの臭いに晒されていたら、毎晩唐揚げにされる夢を見そうな上、体調が悪くなりそう。これは厳しいか?

とはいえ、窓をもっときちんと修正して、臭いをシャットアウトできるかもしれない。 そう思いなおして、再度物件を一周して帰ることにしました。一周すると、物件の良い点ばかりが目にとまり、「これは本当にありかも!」と思いました。

極め付けは黒ずみ&ネチネチでした。


帰る前にゴミ捨て場とか駐輪場とかも見せて貰わなきゃと思い、業者さんにお願いしたところ、少し浮かない表情になったのを妻も私も見逃しませんでした。

「これは何かある!」

そしてその予感は的中しました。
ゴミ捨て場は1Fのレストランと共有なのですが、このゴミ捨て場が油で黒ずみ、床が少しネチネチしているのです。

ノォォォ~。あの臭いのみならず、このネチネチ。
これは絶対、黒光りする無視だけじゃなく、シッポの長いチュー・チューとかにも度々遭遇するんじゃないだろうか。絶対にノォォォォ~!

ということで、この瞬間に速攻でこの物件は却下されました。

本当に理想的な物件(レストランさえなければ)だっただけに本当に残念でした。

みなさんも物件を決める時は必ず現地を細かくチェックしてくださいね。

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