建物内モデルルーム方式による販売は自信の現れ。

建物内モデルルーム

できるだけ早い段階で売り出しをしたい気持ちは分かる。

用地調査、用地取得、設計、建築などのプロセスを考えるとマンションができあがるまではかなりの時間と膨大なコストがかかる。デベロッパーとしては、できるだけ早い段階で購入してくれそうな人を探し、契約を結ぶことで、物件が完成する頃には「完売」していてほしいと考えるのは自然だと思う。また、内装のオプションなどを考えると、出来上がった部屋を修正するよりも、建築段階でオプションを導入した方が合理的なのもの分かる。

最近ではCGを駆使してかなり様々な角度からマンションの様子や日当たりなどを再現することで、実際の物件のイメージを掴みやすくなっていますし、さらにVR(バーチャルリアリティー)により、自分が実際に部屋にいるような体験ができるモデルルームもあるぐらいです。

でも、やっぱり完成物件を見て決めたい。

それでも、やっぱり「出来上がった建物や部屋を見てから買いたいな」と思うのが普通なのではないでしょうか。その建物が周辺と調和しているか、あたりの
匂いはどうか、建物自体が発する雰囲気が自分の好みに合うかという点は、
実際の建物と部屋を見ないと分からない部分だと思います。



実際、モデルルームで本当に素晴しいと思った物件を完成後に見た時に「買わなくて良かったかも」と思うことがあります。

建物自体はいいのですが、隣の建物との距離が思ったよりも近かったり、日当たりはいいけども景色が全く無かったり、そもそも建物がなんか安普請だったりと想像とかなり遥うことがあるのです。

おそらく、デベロッパーの営業担当者の方なら、 このようなイメージとのギャップは予想できるものだと思いますが、「CGでは、このように内装が素晴しく見えますが、実際はもうちょっと安普請なのでご了承ください」とは・・・·まぁ、 敢えては言わないでしょうね。

そこで、私がちょと気になっているのが、最近少しずつ増えているように思う「建物内モデルルーム方式」による物件販売です。


完成物件を販売するデベロッパーを応援します。

物件が出来上がってから販売をするというのは、デベロッパーとしてはリスクが高いにも係わらず、敢えてこの方式を採っているということは、よほど物件に自信があるのだろうと思いますし、購入する側にも親切です。

このような流れが一般化してくれれば、購入者にとってベストな選択肢が広がるという意味で素晴しいと思います。そしてこのような努力を続けるデベロッパーを応援したくなります。是非とも、多くのデベロッパーに購入者ファーストの業界を作り上げて欲しいと思います。

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