在宅勤務でや時差出勤に慣れてしまった。。。
新型コロナウィルスの流行に伴って多くの企業が在宅勤務や時差出勤を導入し、私個人としてもこの流れはコロナウィルスの流行が終息した後も、働き方の一つの選択肢として定着すると思っています。
しかし、一方で国や都道府県からの自宅待機要請という大義名分が無くなってしまうと、企業の業種や体質によっては現実的に在宅勤務や時差出勤を継続するのは難しいと思われるので、7割~8割ぐらいの方は以前と同じような形態で働くことになるのだと思います。
満員電車も「ギュウギュウ」から「ギュウ」へと若干緩和されることになるかもしれませんが、それでも混んでいることに変わりは無く、一度満員電車から解放された生活を味わってしまった我々には電車が混んでいること自体がストレスになるのです。
ちなみに、鉄道・地下鉄の各社が深刻な経営危機に陥りつつあるとのことですが、それはつまり、乗客がギュウギュウに押し込まれることを前提として経営が成り立っているということでもあります。もっとも、電車の運賃は各社が自由に決められるものではなく、変更には国の承認が必要で、国は電車賃が高すぎて利用ができないというような人がでないように承認制度を採っているのですが、もう少し鉄道・地下鉄各社に裁量を与えても良いのかもしれません。
歩いて通勤できるところや自転車で通えるところに物件を買うというのはどうだろうか。
電車の「ギュウギュウ」は言うまでも無く、「ギュウ」にも耐えられなくなってしまった人が、通勤という大きなストレスから解放される為にできることはいくつかあります。
① 会社と掛け合い、在宅勤務を中心とした働き方を継続する。
② 時差出勤を認めてもらい、早番か遅番で通勤する。
③ 自転車など電車に乗らずに通勤できる場所に住む。
というものです。
①の在宅勤務の継続は職種によっては十分可能だと思いますが、外出自粛要請が無くなった後にどれだけ企業側がこの働き方を支持してくれるかは未知数です。また、業種や職種によっては無理な方も多いと思います。
②の時差出勤は確かにピーク時の満員電車を避けることはできると思いますが、こちらも業種や職種によっては導入が難しく、通勤時間帯を大幅に人と差別化しない限り、ギュウギュウではないにせよ、ある程度混雑している状況は避けられません。
③は「そんなに簡単にマンションが買えるわけないだろう!」と言われてしまうかもしれませんが、実際に実践している人も結構いるのです。
例えば、私の知人は小田原に家族で住んでいて、1時間半ぐらいかけて東京まで出社していました。しかし、ある時、朝から晩までお客さんに会わなくてはならない部署に異動となり、通勤に時間がかけられないので、東京駅付近にマンションを借りて、週末だけ小田原に帰るという生活をしようと計画しました。しかし、家賃を払い続けても何も残らないのが嫌で、一人暮らしサイズの中古マンションを買うのはどうかと調べたところ、東京駅まで徒歩15分の新富町などにはリノベーション済みの30㎡のマンションが2000万円程度からあることが分かったのです。
東京駅から徒歩15分と言う立地なら、自分が使わなくなった後に賃貸として貸し出すことも可能で、保険付きの住宅ローンを組めれば自分にもしものことがあっても、家族に資産を残すことができると考え購入をすることにしました。ちなみに、マンションのローンと管理費で月に7万円ということですが、保険と資産形成、そして自分の体のことを考えると、かなり良い決断をしたと感じているとのことです。
最初は家族と週末にしか会えなくなることを懸念しましたが、忙しすぎて平日はどのみち家族と話をする機会が無かったので、新富町に移っても不都合はなく、むしろ週末の限られた時間をどのように一緒に過ごそうかということを考えるようになったので、家族との関係性が良くなったとのことです。
ちなみに、東京駅付近には、新富町以外にも、馬喰町、水天宮前、浅草橋など、近くて手軽な物件が多くある街があります。また、東京駅に限らず、渋谷でも、新宿でも、品川でも、それぞれ徒歩や自転車で通勤できるお手頃な物件が多くある街はありますので、「もう満員電車には戻れない!」嘆いている方は是非チェックしてみてください。
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